英検1級eラーニング CAN-DO SPIRIT COACH(キャン・ドゥ・スピリット・コーチ)
■『6月一次【読解出題傾向大幅変更徹底解剖】その1.穴埋め編』
こんにちは、CAN-DO SPIRIT COACH(英検1級eラーニングコーチ)の栗坂です。
7月に入ってから、この2週間近くうだるような暑さが全国的に続いているみたいですね。
東京も昨日まで16日連続で、「猛暑日」や「真夏日」が交互に続いています。
今日の午後1時ですが、雲間から時折射すおだやかな日差しのもと
僕の住んでいる世田谷区では29度で、久しぶりに若干ですが
暑さがやわらいだお天気です。
そうそう、念のために「猛暑日」と「真夏日」との違いは何かといいますと
気象庁によると、一日の最高気温が「猛暑日」は摂氏35℃以上、
「真夏日」は摂氏30℃以上になる日のことだそうです。
暑さといえば、ぼくがまだ二十代に中東のクウェートで1年間コンサルの仕事を
していた頃、50度という強烈な経験をさせてもらった思い出がよみがえりました。
さすがに50度ともなると、全てが未知との遭遇だらけの経験。
エアコンから送られてくるヒンヤリとした冷房のはずが、
なぁ、なぁ、なんとぉ、とんでもない熱風に様変わり!(苦笑)
汗が全身からシャワーのように噴き出しながら
思考能力は全く働かず、
ボォ~っとした状態になるのですね。
こういう時って、あまりの暑さでやる気が100%うせてしまいます。
だから中近東の人達は正午あたりから夕方まで、お昼寝の
時間を設ける。
灼熱のお昼の時間帯は街全体がひっそりとしてまるでお正月のような
不思議な感覚に陥ります。
そしてお昼寝自体は決して怠けているのではなく、
厳しい気候が導いてくれた
人間の素晴らしい知恵だとアラブの友人が教えてくれました。
とはいうものの日本企業で働いているので、仕事せざるを得ない・・・(とほほ)
こんな非効率きわまる職場で
仕事をしているふりだけも、これまた辛いものがありました。
強烈な暑さとの闘いで、全く仕事にならないとは
このことを言うのですね。
脳裏に深く刻み込まれた貴重な経験をさせてもらいましたよ。
クウェートの猛烈な暑さを思えば、東京の暑さなんかまだまだ生ぬるいわぁ!と、
少々強気の態度で、夏日を楽しんでいる自分がいました。(笑)
それでは、本日のトピック『6月一次【読解出題傾向大幅変更徹底解剖】その1.穴埋め編』に
まいりましょう!
1級の問題形式が改訂された2004年度第1回英検1級一次試験から、はや9年が経過します。
その間に今回の2013年度第1回一次試験を含めて累計28回の一次試験が実施されました。
手前味噌になりますが、累計28回の一次試験の合格点予測、分析、そして対策実践法を
この9年間受験生の皆さまにおかげさまで御報告を差し上げております。
幸いにも合格点予測は6回も的中させて、合格点予測的中率は21%を誇っております。
同時に、7月17日水曜日現在で累計11,643種類の英検1級一次模擬問題を作成し続けて
いるおかげで、一次試験の出題傾向の変化には、誰よりも
精通していると自負いたしております。
●つまり、英検1級読解問題の【問題作成パターン】や【落とし穴作成パターン】に
熟知しているからこそ、6月の1次試験のように大幅に出題パターンが変われば
今までご提供さしあげた【解き方】、言い換えると従来の
【栗坂式読解(穴埋め・内容一致)速読方程式】が全く通用しなくなったという
事実をお伝えしなければならない義務と責任を負っております。
もちろん即刻対応すべく
【2013年6月以降新傾向対応 栗坂式読解(穴埋め・内容一致)速読方程式】を
一次試験後1カ月を要して完成させました。
特に合否を決定づける読解問題(穴埋めと内容一致)は、2009年度第2回(10月実施)を
境に難化傾向にあります。事実、2009年度第2回(10月実施)の読解(穴埋め・内容一致)
過去問を試しに解いてみてください。制限時間内でほとんど点が取れない難易度の高さに
思わずビックリされることでしょう。
●しかも、2013年6月9日に実施された1級一次試験の読解問題(穴埋め+内容一致)は
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【出題傾向が大幅に変わり、難化に拍車をかけた様相を呈しています。】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●出題傾向が大幅に変わったとはどういうことなのかと申し上げますと
出題形式そのものは従来の通りなのですが、その中身を作る問題作成側からの
【問題作成パターン】や【落とし穴作成パターン】が
今までとは全く異なり、素直な出題パターンから、いやらしい出題パターンに
大きくシフトしながら10月の一次試験読解(穴埋め・内容一致)問題で
出題されるということです。
それでは改めて今日のトピック
『6月一次【読解出題傾向大幅変更徹底解剖】その1.穴埋め編』を
【6月9日一次試験実施分の読解穴埋め過去問】で
御説明さしあげたいと思います。
シリーズ化させましたので(1)を6月9日一次試験読解穴埋め過去問を、
シリーズ(2)~(3)は6月9日一次試験読解内容一致過去問と
3シリーズに分けて発信いたしますね。
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■『6月一次読解【出題傾向大幅変更徹底解剖】その1.穴埋め編』
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●2013年度第1回一次試験 過去問はこちら
http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html
の 2013年度 第1回 問題冊子 をクリック。
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(1)The End of Maya Civilization【難易度大】
1.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
( 26 )の前センテンスでthe end of Maya civilizationのcauseは
catclymic disastersを否定し、そのcauseを( 26 )の後ろ2センテンス
からdrought and extreme temperaturesが選択肢に入るが従来の
問題作成基本パターンなのに、選択肢3.と選択肢4.がまぎらわしく、
しかもcauseではなくcorrelateの正解を求める、いやらしい問題作成パターン。
2.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
( 27 )の正解選択肢1.were completely dependent onは
基本的な選択肢作成パターンとして断定・断言(not at all, never,
absolutely,completely等)が含まれる選択肢は間違いが大原則なのに、
正解となっている。
3.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
第3段落第1センテンスSome scientists believe~「マヤ文明
滅亡の原因はeventual droughtsと推測」→第2センテンスClimate
modeler Benjamin~「Benjaminはdroughtsの原因は森林伐採と
言及」→第3センテンスOther scicentists suggest( 28 ).
の展開は、●Some~, others…:「~するものもあれば・・・する
ものもある」(例文)Some say the news is true, others say
it is not.*Some~,の節に対してothers…の節は「逆接」が基本。
Some~, others…の展開にそって選択肢4.が、第3段落第1センテンス
Some scientists believe~の「逆接」と推測できるまぎわらしい
選択肢が出題。つまり絞り込んだ選択肢2.there is more to the
storyと選択肢4.such practices likely never occurredが
まぎらわしく制限時間内で到底解けないいやらしい問題。
(2)Meigs Field【難易度中】
1.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
( 29 )にあてはまる正解選択肢は「理由」を入れると推測できるが
それをサポートする句や動詞句あるいはセンテンスが同段落に見つからない
いやらしい問題。選択肢4.citing puclic safety concernsが入る
言い換えは第1段落第1センテンスのthe busiest single-runawa airport
で、第1段落最後センテンスのmore difficult to adequately monitor
air traffic in the vicinity of Chiago’s skyscraperではない。
その理由は最後センテンスは空港をdestroy後に起こった悪影響を
述べている、トリッキーな選択肢。しかも正解選択肢4.は分詞構文
で、because Richard M. Daley cited puclic safety concernsが
フルセンテンス。
2.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
( 31 )を含む前後センテンスに逆接but, however等が
6つの設問中、1設問のみ出題は出題傾向が大幅に変わったきざしを
象徴している。
明らかに英検協会の1級問題作成担当者が変わったくらい
出題傾向が大幅に変わり
今後( )センテンスを含める前後センテンスに
but, however等をからめた素直な問題作成パターンは減少するであろう。
3.【素直な問題作成パターン】⇒【いやらしい問題作成パターン】
第3段落第1センテンスFor many,~「Soldier FieldとMeigs Fieldの
demolition共通点」→第2センテンスA major difference~「destruction
における違い」→第3センテンスThough Daley dealt with~「Soldier Field
はdemolitionの前に一回だけゲームを開催できた」→第4センテンス
In the case of Meigs Field~「Meigs Fieldの場合はabrupt bulldozingで
16 planesが立ち往生した」。( 31 )を含む第2センテンスの
however、第3センテンスのThough、そして最後センテンスのhowever,と
展開が推測しにくいいやらしい問題作成パターン。
4.「結論を問う設問」が従来では60%の出題率⇒ 2013年度6月一次読解(穴埋め・
内容一致)問題では僅か17%の出題率と大幅に減少した。
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●しかも、従来の下記の『栗坂式穴埋め速読方程式』のステップ3.~4.は
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「問題作成パターン」と「落とし穴作成パターン」が
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2013年度6月の一次試験では大幅に変わったため、
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一切使い物にならなくなったことを、残念ながらあなたにお伝えいたします。
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ということは、10月の一次試験では、現在アメブロ等で公開しています、
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『栗坂式穴埋め速読方程式』と『栗坂式内容一致速読方程式』の
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両方とも全く使い物にならないと御認識ください。
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合格率38%実証済、英検1級読解穴埋問題7分解き方『栗坂式穴埋め速読方程式』
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●ステップ1.タイトルを読む。
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●ステップ2.各段落の頭に番号をつける。
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●ステップ3.各段落のメインセンテンスを発見。
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1.メインセンテンスとは 各段落で、最も一番伝えたいセンテンス。
2.見つけ方 『何について?(タイトル)』に関連して、『誰が?』、
『何を言おうとしている?』のセンテンスを探す。
3.メインセンテンスの基本位置 各段落の第1センテンス。(90% の確率)
あるいは、段落においてbut, however等メインセンテンスを示すサインあり。
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●ステップ4.( )の前後センテンスと代名詞を明確化。
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先程お伝えした通り、緊急対策として
【2013年6月以降新傾向対応 栗坂式読解(穴埋め・内容一致)速読方程式】を
一次試験後1カ月を要し、おかげさまで完成させました。
●【2013年6月以降新傾向対応 栗坂式読解(穴埋め・内容一致)速読方程式】の
完成については、300時間の時間と労力、そして膨大なコストが発生したため
今後は、教材として近日中に販売の御案内をさしあげますので
メルマガを常にチェックしていただければ幸いです。
ありがとうございます。
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発行責任者: 栗坂幸四郎
発行元: CAN-DO SPIRIT COACH
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