英検1級eラーニング CAN-DO SPIRIT COACH(キャン・ドゥ・スピリット・コーチ)
CAN-DO SPIRIT COACH(英検1級・準1級・TOEIC満点対策プロ)
https://www.eiken1kyucando.com/
こうして攻めたら絶対点が取れるという約束された解き方
1593人英検1級合格させた実証済「栗坂式二刀流方程式」
■Q&A:英検1級【要約】
40分かかる要約が、13分で終わる「栗坂式・要約思考の型4.」
「スピーディーに解けない人→実は高速で書ける要約問題設計なのです!」
こんにちは、CAN-DO SPIRIT COACHの栗坂です。
早速ですが、Q&Aに参りましょう。
■Question
10月に2回目の一次受験でした。前回の要約と英作時間オーバーの
壊滅的な結果から今回の一次受験に備えて、市販の参考書をたよりに
準備しました。6センテンスで要約センテンスを
書いたら、心が折れるほどの減点に凹みました。
参考書だけでは限界があるのだと痛感しました。苦笑
最新の受験情報を得ることがいかに大事かと痛感させられています。
とにかく、まずは基本を身につけたいので
要点センテンスを見つけられる基本的な解き方を、
栗坂先生、教えていただけると幸いです。
■回答(栗坂)
こんにちは、Wさん。
そうでしたか。
実は、参考書だけで一次合格に届かない方は非常に多いのが現実です。
特に要約と英作は4択と異なり、正解は複数あるので
客観的に自分の弱点を知り、改善できる方法はやはり第三者から
指摘してもらうのが一番です。
外部の文法に特化した添削サービスではなく、英検1級の要約問題採点や
英作問題採点に精通している添削プロから改善アドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。
それでは、いただいたリクエストに従って、要点センテンスを迅速に見つけられる
方法の基礎を学んでいただきたいと思います。
まず、初めに英検1級要約問題における【時間不足の正体】は何でしょう?
■設問が求めていない“精読”を、全文にかけていませんか?
■どういうことかと言いますと、時間不足は「読むのが遅い」からではないのです。
多くの受験生はこう誤解していますよね。
・「語彙力が足りない」
・「構文が難しい」
・「読むスピードが遅い」
しかし実態は違います。
■実際に起きていることは、これです。
読む前に
「この問題で何をどう解けばよいのか、解き方の順序エラー」が生じています。
■そう、肝心の【正しい解き方の手順】を確立しないまま
全文を“理解対象”として処理し始める。
その結果
処理に要する時間と労力が膨張する
これが時間不足の本体です。
■中高で体得した精読が引き起こす「誤った自動化」
自分自身も含め英検1級受験生の多くは、長年こう訓練されてきました。
・文型を取る。
・修飾関係を確認する。
・未知の単語を処理する。
・文意を正確に再構築する。
これは「理解のための読解」であり、
「手際よく、高速で要約を作り上げる」ではありません。
前回のQ&Aで、要約問題の第1段落で時間不足を撃退する
「栗坂式13分要約方程式」の解き方として
■【要点発見5基準】2つ以上あてはまれば要点センテンス!
1.登場人物(研究者)が含まれるセンテンス。
2.逆接接続詞(however, but)を含むセンテンス。
3.名詞句のタイトルを含むセンテンス。
4.nowを含む現在時制のセンテンス。
5.As a result(therefore, consequently) を含むセンテンス。
と、特に上記の3.名詞句のタイトルを含むセンテンス。のみを
最後に単独で駆使して
要点センテンスを見つける解き方を説明さしあげました。
そこで、今回は【要約問題を手際よくスピーディーに解く基本】に立ち戻って
■シンプルに【タイトルだけフォーカスした要点探し】を深堀したいと思います。
初めに、タイトルは何ぞや?から参りましょう!
■タイトルとは?
議題=何について、で名詞句。筆者の【主張無し】!
タイトルは、本文で繰り返される中心の名詞句。
■タイトル=固有名詞+名詞句(筆者の評価・主張なし)
【例外】固有名詞だけでも、タイトルとして成立する場合がある。
Artificial Intelligence and Its Implications
Climate Change and Global Policy Responses
Social Media in Modern Society
【正しいタイトル 】
事実だけを示し、筆者の主張(評価・判断・結論)が入っていない。
Artificial Intelligence and Its Implications
→ 固有名詞+事実の名詞句で、筆者の主張が入っていない。
Issues surrounding Climate Change
→ 筆者の主張が入っていない。
The role of Social Media in modern society
→ 筆者の評価が入っていない。
【間違ったタイトル】
筆者の主張(評価・判断・賛否)を入れている。
The benefits of Artificial Intelligence
→ 「Artificial Intelligenceは良い」と主張。
The dangers of Climate Change
→ 「Climate Changeは危ない」と主張。
Why Social Media should be regulated
→ 「~すべき」は筆者の主張。
■英検1級要約問題では、1つ段落の1要点センテンスに
タイトルの名詞句が必ず含まれています。
■ちなみに、一次試験要約過去問データ分析によると
第1段落は平均3タイトルが含まれています。
ところで、英検1級要約問題は問題作成者のオリジナルではありません。
ここで、問題作成の背景を少し解説します。
■英検1級要約問題の作り方
1つの段落1要点センテンスに、
タイトルの名詞句(または言い換え)が必ず含まれている
これは英検1級要約問題では“意図的に”そう作られています。
英検が準拠しているのは、
世界的に「教科書的」なアカデミック構造です。
Academic expository writing
TOEFL / IELTS 型説明文
の 基本形で
タイトルの名詞句またはその言い換え(paraphrase)
が段落の要点センテンスに必ず現れるよう意図的に
そう作られています。
■タイトルの作り方の基本は「固有名詞+名詞句」
何についての話かが分かる固有名詞(名前)なら正解です。
【例外】固有名詞だけでも、タイトルとして成立する場合がある。
例:
タイトル=固有名詞+名詞句
Artificial Intelligence and Its Implications
Climate Change and Global Policy Responses
Social Media in Modern Society
2024年度第3回英検1級一次試験要約問題第1段落を使います。
2024年度第3回英検1級一次要約問題
■2024年度第3回英検1級一次要約問題過去問はこちら→ https://tr.ee/NwnrqktTfh
要約問題予想タイトル The Illegal Wildlife Trade
■第1段落 5センテンス
/Elephant tusks, rhinoceros horns, and tiger skins are just a few examples of
animal parts that are sold for high prices in the illegal wildlife market.
/In many cases, such wildlife products are valued by consumers for their
supposed medicinal properties or are used to produce clothes and jewelry./
Traditionally, trade in such goods took place in physical markets and
stores, but over the last couple of decades, the Internet has provided
easy access to many more customers. /The result is a rapid increase
in the amount and variety of wildlife products being traded. /While the
illegal nature of the trade(the wildlife trade) makes determining
its true scale a challenge, it(the illegal wildlife trade) is estimated
to be worth billions of dollars worldwide.
【ステップ1.】
第1段落の要点センテンスの見つけ方は、1つの段落平均5センテンスなので
確率からすれば20%とかなりの高い確率です。
その5センテンスの主語にタイトルが平均3つ入り、しかも主語の位置の
タイトルの確率は72%で探してみましょう!
■要点センテンスはタイトルを含む!が要点センテンス発見基準です。
■要点センテンスに含まれるタイトルの位置 過去問データ分析結果
第1位 主語 72%
第2位 目的語 14%
第3位 前置詞 11%
第4位 名詞句 3%
前回もお伝えした通り、最初の3センテンスで主語の位置に
社会問題の名詞句が2回以上登場しているかどうかチェック!
第1センテンス主語
Elephant tusks, rhinoceros horns, and tiger skins are just a few examples of
animal parts that are sold for high prices in the illegal wildlife market.【事例】
の主語Elephant tusks, rhinoceros horns, and tiger skinsと文型がSVC(S=C)の
第2文型なので just a few examples of
animal parts は社会問題の名詞句候補から除外。
同時に第1センテンスの役割は「事例」を示しており、要点センテンスにはならない。
ただし、最後の名詞句は社会問題なのでthe illegal wildlife market(trade)はタイトル候補。
the illegal wildlife market(=取引の場)
→ the illegal wildlife trade(=取引行為全体)
/Elephant tusks, rhinoceros horns, and tiger skins are just a few examples of
animal parts that are sold for high prices in the illegal wildlife market.
/In many cases, such wildlife products(elephant tusks, rhinoceros horns, tiger skins)
are valued by consumers for their supposed medicinal properties or are used to
produce clothes and jewelry./Traditionally, trade in such goods(the illegal wildlife trade)
took place in physical markets and stores, but over the last couple of decades,
the Internet has provided easy access to many more customers.
【ステップ2.】
第2センテンス主語
In many cases, such wildlife products(elephant tusks, rhinoceros horns, tiger skins)
are valued by consumers for their supposed medicinal properties or are used to
produce clothes and jewelry.【理由】
■ 指示限定詞such+名詞(句)
前に出てきたものを指して、名詞の意味をはっきりさせる言葉。
主語such wildlife productsは前センテンスの
elephant tusks, rhinoceros horns, tiger skinsの言い換えでタイトル候補除外。
【ステップ3.】
第3センテンス主語
Traditionally, trade in such goods(the illegal wildlife market(trade))
took place in physical markets and stores, but over the last couple of decades,
the Internet has provided easy access to many more customers. 【理由変化】
主語trade in such goodsは第1センテンスのthe illegal wildlife marketの言い換え。
【ステップ4.】
この時点で、第1段落最後センテンスの名詞句 the illegal wildlife marketは
第3センテンスのtrade in such goods(the illegal wildlife market(trade))で
計2回登場するので、【タイトルはThe Illegal Wildlife Trade】と
絞りこめる。
【ステップ5.】
第1段落第5センテンスは【逆接接続詞】While~、…:~ではあるが、の従属節に
コンマの後ろの主節の主語がit(the illegal wildlife trade) のタイトルであり、
従属節の主語the illegal nature of the trade(the illegal wildlife trade)も
タイトルが入っており、【筆者がthe illegal wildlife tradeについて、
大幅に増加している!と主張したいので要点センテンス】となる。
■第1段落要点センテンス元文
it(the illegal wildlife trade) is estimated
to be worth billions of dollars worldwide.
While the illegal nature of the trade(the illegal wildlife trade) makes determining
its true scale a challenge, it(the illegal wildlife trade) is estimated
to be worth billions of dollars worldwide. 【まとめ】
(この取引(動物の密輸)は違法であるため、その実際の規模を正確に
把握することは困難であるが、世界全体では数十億ドル規模の価値が
あると推定されている。
■ちなみに理由センテンスは第3センテンスのbut over the last couple of decades,
the Internet has provided easy access to many more customers.
■【型】要点センテンス(現状)+, as(because)+理由センテンス.
の【型】に元文をあてはめ、仕上げは5割を言い換えてわずか3分で第1段落要約センテンスは
できあがります。
「栗坂式13分要約方程式」で、一次試験で【スピーディー】に【精度を伴って】、
【■自動的に書きあげられ】、鹿児島弁、気合い表現で正答率81%でごわす!(笑)
Here we go, guys. Never, ever, ever give up!!!
(さあ、いきましょう。絶対に、絶対に、あきらめない。)
「受講後、目が覚める発見の連続でした!
今まで、こんな観点で
要約問題に取り組んだことがありませんでした!」
【大手予備校英検対策プロ講師】
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■【申込期限:26日18時まで延長】
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【要約が書けないまま、本番当日を迎えてしまう人の共通点】
それは
「要約の“探し方”を知らないまま、時間だけを失っていること」。
英検1級要約を
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